2003 Dom Perignon Brut Rose Millesime Vintage ドンペリニヨン ブリュット ロゼ ミレジメ ヴィンテージ 辛口 Champagne France シャンパーニュ フランス 750ml 12.5%
オールド ヴィンテージ ワインについてワイン(シャンパーニュ)の熟成過程によって液面の低下及びエチケットやネックフィルム、コルクなどの経年劣化があります。ワイン(シャンパーニュ)は生き物ですので、同じヴィンテージでも同じ味わい/風味が保証されるものではありません。お客様の趣向により味わいが劣化に感じられることもあります。当社の商品の状態を写真で十分にご確認のうえ、ご購入いただきますようお願いします。以上のことを踏まえて、当社の商品はお届け後、返品及び交換などが承ることができませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されております。年齢確認が必要になります。・名称:ドンペリニヨン ロゼ 2003 ・内容量:750ml・アルコール度数:12.5度・ぶどう品種:シャルドネ & ピノ・ノワール・タイプ:Brut Rose ブリュット ロゼ 辛口・保存方法:ワインセーラーパーカーポイント:94点予想される飲み頃:2013 - 2019What’s more, the price-quality rapport here is excellent by any Champagne standards, and puts that of many a prestige cuvee to shame. Moet’s 2003 Brut Rose Dom Perignon exhibits both richness and robustness reflecting its torrid vintage, yet manages to stint neither on primary juiciness nor transparency to nuance; nor does it come off as at all heavy. Lightly cooked ripe strawberry and fig infused with rose hip, licorice, Ceylon tea, heliotrope and leather inform a delightfully forward nose and lush, effusively fruity palate. A tart and seedy edge to the strawberry serves for invigoration; and lobster shell reduction serves for mouthwatering salinity and somehow downright sweet animal savor. There is a hint of tannin, but it is fine-grained and suggestive of structural support. A long, seductively rich finish manages to harbor not just the immediately aforementioned virtues, but also a sense of transparency to floral and tea-like nuances and to virtually shimmering stoniness. This alluring and distinctive beauty should be worth following for at least the next half dozen years.(1113, The Wine Advocate, 30th Nov 2013)すべての創造のプロセスには約束事がありますが、ドン ペリニヨンにおけるそれはヴィンテージであり、すなわちドン ペリニヨンは単一年に収穫された葡萄からのみ造られます。そして、ドン ペリニヨンの諸要素の中で柱となる一つが「時間」-シャンパーニュがボトルのなかで澱とともに能動的に熟成するためのプロセス-です。どの年のドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージも暗がりのセラーで、ほぼ10年は必要とされる変容をゆっくりと遂げていきます。ドン ペリニヨン ロゼの核心、ピノ・ノワールの神秘ドン ペリニヨン ロゼはピノ・ノワールに捧げる敬意そのものであり、予測が難しく、活き活きとして、遊び心とスピリチュアルな部分を併せ持つこの葡萄の性格を完璧に表現しています。ピノ・ノワールの本質を捉えようとするドン ペリニヨンの真摯な取り組みが、かつてないほどピノ・ノワールの表現を可能にしました。醸造最高責任者であるヴァンサン・シャプロンは、既成概念の枠を越えドン ペリニヨンの伝統的なテリトリーの外へ拡げる必要があったと話しています。この域に達することを可能にする唯一の手段、それはアサンブラージュによってピノ・ノワールの赤と、ドン ペリニヨンの特徴の間に緊張を創り出すことでした。これはドン ペリニヨンの常識とは矛盾する逆説的な手法です。ドン ペリニヨンがこの原則を適用したのは、ピノ・ノワールが存分に声をあげる、まさに響き渡るトーンで謳歌させるためです。予想もしない天候に見舞われることの多い近年、2004年ほど順調な年はかえって造り手に緊張感を与えます。ワインの出来が良くて当たり前だと考えられるからです。どのようにしてプラス・アルファの要素を加えて独自性を表現し、偉大な作品に仕上げるのか。ドン ペリニヨン ロゼの場合には、巧みなアッサンブラージュが特別な域に押し上げたといえます。ドン ペリニヨンそのものが、独特の世界を築いています。しかし「ドン ペリニヨン ロゼは、また別の表現」です。「どちらも行き着く場所は同じだが、始まりが異なる」。ロゼにはピノ・ノワールの赤ワインをブレンドしていますし、ロゼのベースとなるワインは、通常のドン ペリニヨンのベースワインとは別の物なのです。ピノ・ノワールの個性とドン ペリニヨンの個性の両方を追究することで、異なる領域へ向かう。「たとえそれらが相反するものであっても。より新しいものを求めていった末、ドン ペリニヨンの中にピノ・ノワールの真髄が脈打つ」姿を得ることができた。ピノ・ノワールらしいベリー系の果実と共にトースティーさとなめし革に似た香りが華やかで、全体にふくよかだ。そして味わいもコメント通りに深みとストラクチャーがある。「赤」を感じるロゼだ。(ヴァンサン・シャプロン)