ジュヴレ・シャンベルタンを代表する特級畑「シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ」1731年創業、1775年にヴォルネーのカイユレ畑、タイユピエ畑などを取得しワイン造りを開始しました。1820年に、15世紀の要塞であるシャトー ド ボーヌを取得し瓶熟庫として利用しており、現在も19世紀のワイン約3000本が眠っています。1995年、シャンパーニュの老舗アンリオ家の故ジョゼフ アンリオがオーナーになると、ワイン造りの全工程において徹底した品質改革が行われました。自社畑ブドウから造られるドメーヌワインと買いブドウからのネゴシアン部門がありますが、ドメーヌとしてのブシャールは、コート ドールに約130ha(うちグランクリュ12ha、プルミエクリュ74ha)におよぶ優れた畑を所有するコート ドール最大のドメーヌです。「シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ」は、ラヴォー渓谷のすぐ下、ジュヴレ・シャンベルタンを代表するグラン・クリュ。シャンベルタンより渓谷に近いので渓谷からの冷たい風がワインに繊細さを与えている。土壌は薄い表土に古い世代のウミユリ石灰岩が基盤になっている。見事に充実した果実味、ブルーベリー、ブラックベリー、カカオ等の香りが口中に長く続きます。2019年ヴィンテージ情報2019年は果実味、酸共に豊かで凝縮感のある質の高いヴィンテージ。2015年の甘美さと17年のフローラルで長く続く香りを併せ持つのが特徴です。但し高温少雨により生産量は減少しました。ミルランダージュが発生したことにより、凝縮感が高まりつつも酸度の値も保たれ、高い次元でバランスの取れた出来となりました。黒ブドウは種の熟度が高く、タンニンが素晴らしくソフトで素晴らしいヴィンテージです。BOUCHARD PERE ET FILS CHAMBERTIN CLOS DE BEZE GRAND CRUブシャール・ペール・エ・フィス シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン原産地呼称:AOC. CHAMBERTIN CLOS DE BEZEぶどう品種:ピノ・ノワール 100%アルコール度数:14%味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディワインアドヴォケイト:(93 - 95) ポイントRating (93 - 95) Reviewed by William Kelley Issue Date 15th Jan 2021 Source January 2021 Week 2, The Wine AdvocateThe 2019 Chambertin Clos de Beze Grand Cru is destined to be much less controversial than its 2018 predecessor, as Bouchard was able to determine the date of harvest this year. Wafting from the glass with notes of cherries, woodsmoke, dried flowers, licorice and loamy soil, its full-bodied, bright and tightly wound, with real concentration and a long, precise finish.