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商品説明『C. Plinii Caecilii Secvndi. Epistolarvm libri X & Panegyricvs. Accedunt variantes lectiones』PLINIUS SECUNDUS， CAUIS CAECILIUS Ex Officina Elseviriorum， Lvgd. Batavorum， Leiden， 1640年 12 x 7 cm、序文[12]，24]， 本文414　索引[28]頁。　　帝政ローマの文人、政治家ガイウス・プリニウス・カエキリウス・セクンドゥス（小プリニウス；Gaius Plinius Caecilius Secundus， 61年頃 - 113年頃）の、1640年オランダのライデンから刊行された小型の/エルゼヴィア版です。愛書家シャルル・ノディエの小説『ビブリオマニア』でも、特に一章がさかれているオランダ17世紀の小型本エルゼヴィア版、いわば今日の文庫本の原型であり、イタリアのアルドゥス版につづいて、ヨーロッパで古典の復興や書物の普及におおいに力のあった刊行物です。16世紀のフォリオ版などに比べると豆本に近い判型(32mo)なのですが、極小の活字を、ほとんど余白がないまで薄い紙に印刷した小型本で、17世紀の貴重な古刊本です。刊行当時の総ヴェラム装小型本、彫版された題扉頁、献辞、賛辞、序文・解説、 本文414頁と巻末に宛名索引が28頁、本文に汚れ/変色/ヤブレ等もなく、装丁は堅牢で保存状態はきわめて良好です。290 - 299頁がありませんが、これは編集上のミスで落丁ではありませんー全10巻の『書簡集』は103年頃から出版したもので、96年末頃からの書簡を収めていて[3]「当時のローマ社会を知るうえできわめて重要な史料である」。『書簡集』第1巻から第9巻には私信を収め、友人・知人あての247通からなる。第10巻にはトラヤヌスと交わした公的書簡121通を収め、巻初からの14通はローマでプリニウスが書いた手紙と皇帝の返書1通で、残りの107通は109年秋から赴任地ビテュニア・ポントゥスで暮らしたプリニウスが属州総督としてトラヤヌス宛てに書いた手紙とトラヤヌスの答書で構成されている。112年ごろ書いた手紙およびトラヤヌスの答書による指示は、皇帝礼拝を拒否しイエス・キリストを崇拝するキリスト教徒に対する処遇方法を知る事ができる貴重な資料となっている。タキトゥスとは友人で、彼の求めに応じて叔父が死んだ日の様子を語った書簡が『書簡集』に含まれており、ヴェスヴィオ火山の噴火の様子を知る貴重な資料となっている－wikiより書誌；Copinger 3646; Willems 506古書網ABEではUS$ 677.80ついています