William Blakeウィリアムブレイク 銅版画『ヨブ記』1903年制作。サイズは額:21.5x26.5x3cm、画:10x13cm。William Blakeウィリアムブレイク略歴:1757~1827ロンドン生まれ。15歳頃から版画家ジェームズ・バザイアに師事し、彫版を学ぶ。1779年王立美衝アカデミーに入学し、絵画教授ハインリヒ・ヒュスリなどから多大の影響を受ける。このころより1795年頃まで「無垢の歌」、「経験の歌」など自作の詩に自ら挿画を施し、版刻した上、手彩色を加えた一連の作品を制作。この後テンペラ画、水彩画を多数描く。死の前年までダンテの『神曲』のための挿絵を制作するが、未完に終わる。生前にはごく限られた崇拝者を得るだけに終わったが、挿絵の可能性を追求し、宗教的・哲学的内容の独創的な芸術を生み出した。ロマン主義を先駆したイギリス最大の詩人画家として高い評価を得ている。